最近web上では様々なサービスが生まれてきていて、IT産業が新しい時代に入った、なんていうのを肌身で感じる今日この頃なんだが、なんだか人々の反応はそっけない。画期的なサービスに対して消費者側のレスポンスが弱い。
通信回線のブロードバンド化に伴ってwebの可能性がギュイーンと広がった。できることがたくさんある。
人類は21世紀になっても空飛ぶ車は作れなかったけれど、それ以上に壮大なプラットフォームを作ろうとしている。
最近やたら脚光を浴びているgoogleという企業は、世界のありとあらゆる情報を新たな秩序でもって分類、整理整頓しようとしている。
もっともっとwebとのアクセスがシームレスにできるようになってくれば、本当に全ての知識は共有化されてしまう。
この辺の考え方はとっても想像しにくくて、それが人々の興味をひきつけない原因なのかなとは思う。空飛ぶ車はどー考えてもかっこいいし、想像しやすい。
もうひとつ、現段階でweb上のサービスを利用していこうとすると、どうしても能動的なエネルギーが要る。
ひとつの情報を得るのにも本人の「教えておくれ」という意思が必要だ。テレビのように、チャンネルをつけていれば勝手に情報が流れてくるといった受動的なものではない。
「あー、オレンジレンジオリコン1位になってるからわたしも買おーっと☆」とか言ってる人には無理な話なんである。(そもそもそういう人はインターネット云々の前にいろいろ問題ありなんだけど、それはまた別の話。でも売れてる物が売れるというか、人が興味持ってるものに興味があるという心理は、多かれ少なかれ誰しもあるよね。とくに日本人はそういうのが強い気がする。)
テレビとインターネットというのは同じメディアといえどもソコんところが全然違って、インタネットでは情報の流れる方向というのは定まっていない。情報の矢印を自分で操作することができるし、操作する必要がある。
そういったエネルギーを要してしまうところが、人々がネットを身近にできないひとつの理由だろう。

